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Arts and Media / volume 09

大阪大学大学院文学研究科文化動態論専攻アート・メディア論研究室 編集

A5判/148×210mm/296頁

並製くるみ表紙/三方小口塗装/2019年

AD+D+DTP:松本久木+Arts and Media編集委員


遊戯する360°の叡智
鏡の国の阿修羅たち、
パノプティコンの呪縛に挑め。
一新紀元の第9号

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大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
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[巻頭言]
圀府寺 司|熟しきらない色んな実を落とす樹

[特集]一九五〇年代のドキュメンタリー映画
東 志保|ヨリス・イヴェンスのエッセイ映画──『セーヌの詩』から『ロッテルダム・ユーロポート』まで
クリスティアン・フェゲルソン|クリス・マルケルの『シベリアからの手紙』

[論文]
市川 明|東ドイツの転換期演劇が問いかけるもの
島田広之|大阪府内における新築建売住宅の住宅広告における和室表現の変遷
橋本知子|ダンス映画における実験性、触感性、痕跡
徐 舒陽|線路から広がる風景を呼吸する──映像メディアにおける電車の表象
片岡浪秀|石井光次郎と放送──公共放送NHKと朝日新聞の親和的関係
松井浩子|『SPACY』を再考する──ドゥルーズの「空虚な空間」に依って

[研究ノート]
新井 静|唐十郎解題「ガラス論」
下津舞子|フェリックス・ゴンザレス=トレスに見る「物語」の解体
永山宗史|ベルリンのノイエ・ヴァッヘNeue Wacheが持つ記念碑性の源泉について──内部空間との関わりから
城 直子|カトマンズ盆地の中庭建築:ネワール建築試論
徳原真穂|ルーヴル美術館海外分館政策に関するフランス国内での論争
小松啓子|権力を上演する君主:十六世紀フィレンツェにおけるコジモ一世の婚礼
尾登志子|グスタフ・クリムトの中国美術受容──美術史におけるシノワズリとシノロギーのはざまで

[活動報告]
稲垣智子/新間秀一|「発酵をよむ」展──制作とコラボレーション

[学生特集]
〈谷川俊太郎氏インタビュー〉ことばとアート|稲垣智子/松並百合愛
〈小論集〉映画鑑賞と上映空間|新井 静/下津舞子/城 直子/橋本知子/永山宗史/米倉 卓

[ハッシュタグ・プロフ]
桑木野幸司|テクストとしての建築、記憶との対話
古後奈緒子|She She Popの集団性
圀府寺 司|美術館、美術システムを政府成長戦略に載せて変革する
永田 靖|震災後の身体

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ISBN 978-4-910067-00-1
定価

1,980円(本体1,800円、税180円)

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