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Arts and Media / volume 10

大阪大学大学院文学研究科文化動態論専攻アート・メディア論研究室 編集

A5判/148×210mm/266頁

並製くるみ表紙/帯ジャケット巻/本文特色/2020年

AD+D+DTP:松本久木+アート・メディア論研究室


多様・多層・多元の追求から生まれる創意は、
画一化がすすむ硬直した文化への
強力なカウンターとなるはずだ。
新生第10号

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大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
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[巻頭言]
永田 靖|十年のちに

[特集]varietas(多様性)礼賛
桑木野幸司|「多様性は愉しませる」:初期近代の芸術・文芸におけるvarietas礼賛
岡北一孝|アルベルティのvarietasとconcinnitas:絵画、建築、音楽をめぐって

[論文]
小池陽香|19世紀ルーヴル美術館と民衆
片岡浪秀|NHKと石井光次郎──NHK会長人事を巡る朝日新聞の策略
市川 明|時事劇と寓意劇のあいだ──『人種』『マムロック教授』から『まる頭ととんがり頭』へ

[研究ノート]
稲垣智子|コラボレイティブ・インスタレーション・アートの可能性
城 直子|カトマンズ・クマリの館:王権と女神崇拝の器
奥野晶子|新国誠一とASA(芸術研究協会the Association for Study of Arts)
山本結菜|イタリアのデザイン精神を求めて──ボローニャ大学イタリアン・デザイン・サマースクールにおける考察

[学生特集]
〈水内義人氏インタビュー〉オルタナティヴな表現を求めて|瀬藤 朋/新田紗也/山本結菜
〈ハナムラチカヒロ氏インタビュー〉聖地の可能性──共振する場所のチカラ|城 直子

[ハッシュタグ・プロフ]
桑木野准教授、サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞
圀府寺 司|美術市場…コロナウイルス
永田 靖|シンガポールの潮州歌劇
東 志保|映画史のふたつの潮流について──国際共同研究促進プログラムの報告とその後の雑感

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ISBN 978-4-910067-02-5
定価

1,980円(本体1,800円、税180円)

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