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勝手に映画書・考
重政隆文 著
四六版/128×188mm/340頁
上製本/1997年
始めに映画があった。 子供の頃、親に連れられて映画館へ行ったわずかな経験は別として、私が自分の意思でコンスタントに映画を見始めたのはほぼ二十年前のことである。映画館に行けば映画があった。映画館に通い、映画を見るということが食事をするのと同じくらい自然な習慣になり始めた頃から、今度は映画に関する本も積極的に読み始めた。 これは、“映画がいのち”の著者が、片っ端から斬り込んでゆくエッセイ集である。短い一編一編には、みな、言ってしまったすがすがしさがあるのだ。 この本、映画通を辞任する者なら議論の種にせずにはいられないだろうし、自分はただの映画愛好家でいいという人には、息もつがせぬ彷徨をさせることになるのではあるまいか。――眉村卓
2,096円(本体1,905円、税191円)
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